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48 マイナー12名山・化穴山
「マイナー12名山」が発表されたのは、『岳人』2002年4月号のことである。一つの山群から一座という条件なので、朝日連峰からは化穴山が選ばれている。しかし、それ以前に化穴山は「越後百山」(『越後山岳 第8号』1989年)に選定されており、新潟県の 登山者には注目されていた山だった。
その化穴山に2000年10月に登ることになった。無雪期だから、 登山道がある場所から最短距離の藪をこぐのが一番早い。そこで、大鳥池近くの三角池から山形新潟県境に向かって藪尾根を1446m峰に登り、県境の稜線を西に向かって化穴山(1506.0m)に達する計画である。
四人の中で自分が最後尾になり、後ろを振り返りながら、ピンクの標識テープを付けた。前に付けた標識テープが見えなくなる場所から数メートル先に、次の標識テープを付けるのが標識テープを節約するコツである。下りで標識テープを取り去った場所からは、次の標識テープは見えない。しかし、数メートル下ると次の標識テープが見えてくるのである。
県境の1446m峰に達すれば、あとは目の前の化穴山を目指すだけだ。山頂直下は藪を避け、山形県側の草原を辿り化穴山山頂に着いた。
化穴山は、自分にとって越後百山89座目だった。しかし、あれから25年も経ったのに、その後「越後百山」の登頂山数は増えていない。「越後百山」を完登しようと思って登山を続けていたわけではなく、新潟県内の山に登り続けていたら、いつの間にか89座登っていたのだった。同じように「日本百名山」も半分以上登っているが、10年以上も止まっている。
写真は化穴山からの以東岳
